2011年6月30日木曜日

和のおもてなしは世界に通用するか

   この本を読むと、ぜいたくな気持ちになります。
疲れたときに、温泉旅館で、ゆっくりとくつろぐというのはよいものです。
ゆっくりと湯につかり、おいしいお料理をいただく。
先付けに始まり、お凌ぎ、お椀、向付け、八寸、焼き物、炊き合わせ、ご飯、水菓子・・・という流れをたどります。
もちろん、お酒も少々たしなむ。あ、懐石ではなく、会席料理になってしまいました。
食べ物に意地汚い人間なので、上のようなことをつい思い浮かべてしまいます。
けれども本では、旅館のロケーション、庭園、建物などについて、専門的な話題が繰り広げられていきます。


 そしていきなり、ところは変わって、NYのプラザホテルから見た日米比較文化論、"和のおもてなしは世界に通用するか"にまで果てしなく発展していきます。


ああ、そっか。なんだか彩りに欠ける人生であるなあ。。。とツーレイトですが猛省をいたしました。


 以下はゲストスピーカーとして来ていただいた妙見温泉『 雅叙園』のご主人田島健夫氏のお言葉である。

大切なものは、ものではない。
風を伝え、雲を伝え、故郷を知ることー。
たとえば竹の皿、竹のかおり、
そして、よもぎのお菓子である。
 


 今も鮮やかによみがえってきます。
 
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